漂々日記

Wandering Diary 

地元を巡る 

 

2月8日(月) 


より大きな地図で 2010.2.8 を表示

走行距離 120.4km

子どもの頃、厚木という地元が嫌いだった。都会でもなく田舎でもなく、でもやっぱり田舎で、これといった史跡や名物、文化的なものも思い当たらず、何もかもが中途半端に思えて嫌で嫌で仕方がなかった。
20歳を過ぎてからも、そんな思いは変わらなかった。しかし、いまだに厚木に住み続けているのである。無論、経済的理由もあるのだが、今では厚木という所が、決して嫌いではない。
転機は、大学院の史学ゼミで郷土史をほんの少しかじってからだと思う。そこで、厚木には何も無いのではなく、いろいろなものが埋もれてしまっていることを知った。一番の驚きは、自宅から見える山々が修験の行場だったこと。
今回は、Nさんからのお誘いを受け、そんな地元を巡った。

Nさんとの待ち合わせは、猿ヶ島スポーツセンターに9:30頃。時間の読みの甘さ、勘違いなどが重なり、あろうことか遅刻(申し訳ありません)。
Nさんは納車されて間もない最終型のXR250。極上車を破格で購入されたという、まさに掘り出し物。我がセローと比較すると、一見してサスペンションストロークが長く、ポテンシャルの高さが伺える。
Nさんとは、去年の10月にヤビツ峠をご一緒し、その後、自宅近くの宮ヶ瀬を案内したところ、すっかりこの地が気に入って下さったようで、その後何度か通っているとのこと。
早速、相模川河川敷へ。ここに来るのはまだ2度目。1度目は、バイク屋の店長にその存在を教えてもらったことがきっかけ。NさんはGoogleの航空写真で発見したらしい。いまだに全容がつかめないのだが、地元にこんな場所があるとはただただ驚きである。
Nさんの後をついて河原を走る。石がゴロゴロしている箇所もあり、なかなか難しい。Nさんのスマートなライディングを前に、自分の技術のなさを思い知らされる。もう少し練習しなければ。同時に、今の自分にとってセローという選択が、あながち間違いではなかったのではないかと思った。XRやWRだったら思うように足を付けず、コケていたに違いない。
しばらく遊んだ後、さらに上流に向かうことに。
昭和橋を過ぎ、高田橋を過ぎて、どのくらい走っただろうか、再び相模川河川敷に出る。ここの地名は今一つ分からない(小倉?)。オフシーズンなせいか、静けさが広がる何とも心地良い河原だった。

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K511に戻る。今度は自分が先導を務め、宮ヶ瀬方面に向かう。旧小倉橋に突き当たり、左折。K510へ。ここは、学生時代の通学路のひとつ。山道を走りたいときはこのルートを選択していた。ビートや、軽トラで通学していた頃が懐かしい。西中野のT字路を過ぎ左折、K65へ。ここは曲がらないで串川橋方面に行った方が宮ヶ瀬に近いが、Nさんが再訪を希望する集落があり、その場所を予想しつつ、少しだけ遠回りをする。トンネルを抜け三増(みませ)を右折。三増合戦場を通り、田代、半原へ。
自分の予想は当たった。自宅からあまりにも近すぎて感覚が麻痺していたようだが、言われてみればここは遥か遠く、地方の小さな町のように感じる。山の中の川沿いにひっそりと佇み、昭和へのタイムスリップを味わえると言ったら少々大げさか。でも、ボンネットバスが良く似合うような風景。
R412に出てすぐ左折、服部牧場へ。ここは初めて訪れる。やや寒かったが、リッチミルク(¥350)というアイスを食べた。自宅から30分とかからないところであるが、再び遥か遠くに来た気分に浸る。

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鳥井原ふれあいの館(いえ)へ。ここはずっと清川村だと思っていたのだが、相模原市(旧津久井町)にあたる。ここにて遅めの昼食。Nさんは以前から気になっていたという、かき揚げ丼定食(¥700)を注文。土産物を買うのと同じレジで食券を求める。さて、自分は何を食べるか。服部牧場でのアイスのときもそうだったのだが、ある人に、デートでは相手と同じものを頼んではいけないと強く言われたことを思い出す。個人によって違いはあろうが、女性とは少しづつ、いろいろなものをつまみたい生き物らしい。男の考えでは、食べたければもう一つ同じものを頼めば良いではとなるのだが、そういうことではないのだと言う。難しい...
しかし、こんなことを書くとNさんに再び誤解(?)されてしまいそうだが、今日はデートではない。男同士なので許していただくことにして、自分もかき揚げ丼定食を注文。ものすごいボリューム。タレはもっと下品にドバドバかかっていた方が好みだが、これで¥700は安い。窓から見える景色も良かった。痛くはないのだが、口の中がまだ本調子ではなく、食べるのに時間がかかった。
駐輪場に戻ると、となりには歴史が刻まれたセロー。オーナーは横で煙草をふかしていたTさんという方だった。
Nさんから挨拶。つられて自分も挨拶。Tさんはボソボソと、でも温かみのあるイントネーションで喋る方。聞かなかったが、どこの出身だろう。話が進むうちに何と、近くの林道を案内して下さるという。新たなる展開の始まり。
鳥井原ふれあいの館を出発。Tさんのセロー225改、NさんのXR250、最後尾は我がセロー250。オフ車軍団は虹の大橋、宮ヶ瀬大橋を渡り…。この先はTさんに敬意を表して内緒にしておきます。
結局、林道の途中まで行き、残雪の為に引き返す。自宅から15分の所にこんなに走り応えのある道があるとは。暖かくなったら必ず再訪したいと思う。
その後、相模川河川敷を案内して下さるというので、再びそちらの方に向かう。K514、K54、水道みちを経て中津川沿いの無料キャンプ場を教えていただく。K63、桜台からK65、山際からR129、ほどなく左折しK42、座架依(ざかえ)橋の手前を右折。最後の目的地、相模川河川敷へ。

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ここは、土手をはさんで目の前にある施設には何度か訪れたことがあるのだが…最後まで灯台下暗しを痛感した1日だった。
Tさん、いろいろと貴重な情報ありがとうございました。また、ご近所でお会いしましょう。
Nさん、1日ありがとうございました。コケない程度に練習しておきますので、また、ご一緒して下さい。

category: 二輪

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