漂々日記

Wandering Diary 

スポンサーサイト 

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

△top

北上日記(1) 

 

08蛹玲オキ驕薙ヤ繝シ繝ェ繝ウ繧ー+017_convert_20081208175409

元々は貧乏旅行の小遣い帳だったのだが、ツーリングの際、毎晩寝る前に記録として
大学ノートにつけていた日記。

期間:2008年8月24日(日)~9月4日(木)
使用バイク:ホンダトランザルプ400V


8月24日(日) 雨

自宅-高尾-あきる野IC-圏央道-鶴ヶ島JCT-関越道-北陸道-
新潟西IC-新潟港-新日本海フェリ-(新潟-小樽)

走行距離 381.1km

雨、やや肌寒い。10月下旬の気候だという。加えて、夜、高速道路、前日からの腰痛...初日から試練。
自宅を出てすぐに引き返す。ヘルメットのシールドが曇って視界が極度に閉ざされる。シールドの内側に台所用中性洗剤を塗って再出発。効果テキメン。しかし、次に待っていたのはザックの違和感。今回は林道走行を考慮し、リアキャリアにくくり付ける荷物の量を抑えザックで背負うカタチを加えたのだが、必要以上に肩に力が入り、いつもと違う感じがする。パッキングは走りながら臨機応変に調整していくものだということを改めて思い知る。
関越トンネルの手前、霧、真っ暗な山々が徐々に迫ってくる。正直怖い。前が見えない怖さ、暗闇の怖さ。ここは田中角栄の金権政治の象徴のような場所だが、そんなことを考える余裕もなかった。何度通ってもここは苦手だ。淡々と同じペースで走るトラックのテールランプを頼りに尾行し、こんな時はと松山千春を熱唱しつつ恐怖感を紛らわす。時間に余裕があれば日中に自宅を出るのが賢いのかもしれない。


8月25日(月) 曇り

小樽港-R5-R337-R231-留萌-R232-天塩-道道551-道道855
-雄信内駅-道道551-道道106(オロロンライン)-稚内森林公園キャンプ場

走行距離 392.9km

昨年、網走の呼人浦キャンプ場で出会ったNさんとフェリーの中で再会する。何という偶然!その後、住所を伝える。去年撮った写真を送ってくださるという。またどこかでということでお別れする。その後、早朝の混まないうちに街中を抜ける。途中のコンビニでパンとおにぎりの朝食。駐車場の片隅に腰を下ろしモゴモゴ口を動かしているとランクルに乗ったおじさんに声を掛けられる。
「俺も昔バイクに乗っていてサハリンのほうに行ったことがあるんだ。向こうは酷い砂利道でよう、今でもそうかな、もう40年くらい前の話だけどな、ハハハ...じゃあ気を付けてな・・・」
留萌でR231からR232に上手く行けず駅前でうろうろする。以前にも迷ったことを思い出した。学習能力がない。留萌はなかなか大きな駅があり商店街もあるがひどい寂れ様。
ゆっくりとしたペースで走っていたのだが、昼頃、天塩に到着。セイコーマートで再びパンとおにぎりの買い食い。これが昼食。食生活が徐々に乱れてゆく。目の前のT字路でバイクに乗った兄ちゃんがパンダ色のクルマに捕まっていた。かわいそうに...他人事ではない。このあと近くのGSで給油したときに一時停止の取締りをしているということを店員から聞き知る。洞爺湖サミットで掛かった警備費用を回収しているのだろうと冗談交じりに教えてくれた。気を付けよう。
天塩からは内陸部に折れ、雄信内に向かう。ここには昔ながらの木造駅舎が残っていると聞き興味を持ったのだ。実際行ってみると、以前街があったようだが今は廃墟が二軒ほど残っているだけ。駅舎は趣があるが大分傷んでいる。利用者などいるのだろうか。北海道にはこういうところがたくさんあるのだろう。

08蛹玲オキ驕薙ヤ繝シ繝ェ繝ウ繧ー+011_convert_20081208175138

フェリーが結構揺れたせいか、船内であまり眠れなかったので、ケータイで安宿を探してみたがどこも満室。結局、稚内森林公園キャンプ場にテントを張る。晩飯は再びセイコマで買った弁当と野菜不足を懸念してサラダ、ヨーグルト、缶ビール。キャンプにして良かった。稚内森林公園キャンプ場、夜景がスバラシイ。


8月26日(火) 曇り→晴れ

稚内森林公園キャンプ場-稚内港-(フェリー)-香深港(礼文)-九種湖畔キャンプ場

走行距離 44.3km

天気が心配されたが徐々に回復。礼文行きのフェリーに乗った甲斐があるというもの。バイクでの乗船は自分ひとり。そして客室ではカップルに囲まれる(夫婦かも)。利尻富士は頂上が雲に覆われているが裾野は見える。2年前、8月の上旬に来たときは濃霧で全く見えなかった。
上陸して先ずは礼文林道に向かった。地図を見なくても道が分かる自分がいた。ウレシイような、新鮮味がなくてツマランような。礼文林道の景色はスバラシイ。しかし、ここはバイクで走るべきところなのか。バイクのエンジン音、まき上げる埃はハイカーにとっては迷惑以外のナニモノでもない。考えさせられた。
九種湖畔キャンプ場は2度目の訪問。よく整備されていてきれいなキャンプ場である。お盆の後だからかもしれないがここでもライダーは少ない。やや寂しい。


8月27日(水) 曇り

九種湖畔キャンプ場-礼文森林の丘-江戸屋-香深-知床-香深
-九種湖畔キャンプ場

走行距離 70.5km

時折ポツポツと少し雨がきたが結局たいして降らずじまい。明日の天気を信じて今日は軽く島めぐりをする。

08蛹玲オキ驕薙ヤ繝シ繝ェ繝ウ繧ー+038_convert_20081208183028

今夜は沖縄からきたキャンパーの方にホッケのちゃんちゃん焼きをご馳走になる。この方は毎年礼文にやってきている筋金入りのキャンパーで漁師の家に手伝いに行きホッケやら何やらを大量にもらってきて自分たちに振舞ってくれた。同じくお誘いを受けた日本を一ヶ月位かけてまわっているドイツ人の夫婦、石巻から来た黄色い愛車で駆け抜ける学生チャリダー、礼文にカヤックをやりにきて天気にやられて「カヤックブルー」に陥っていると言う千葉の方と一緒に頂く。実は昼食も香深港近くの店でホッケのちゃんちゃん焼きを食べたのだが1400円も取られた(値段をちゃんと確認していなかった)。確かに美味かったが、モノには適正価格というものがあろう。しかし、礼文は今の時期しか観光客が見込めないから仕方がないことなのかもしれない。
楽しいひとときを過ごし、たらふくご馳走になり、お礼を言い、テントに戻る。ラジオをつけると聞こえてくるのはロシア語、ハングル語、強い口調のハングル語(おそらく北朝鮮)、中国語。日本語はあまり聞こえてこない。NHKすら入りにくい。これは夜に限ったことだが遠くに来たことを実感する。

category: 二輪

tb: 0   cm: 0

△top

コメント

 

△top

コメントの投稿

 

Secret

△top

トラックバック

 

トラックバックURL
→http://ka131r.blog77.fc2.com/tb.php/17-98beb54d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。