漂々日記

Wandering Diary 

北上日記(2) 

 

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8月28日(木) 雨

全日九種湖畔キャンプ場滞在

走行距離 0km

AM記
雨。動けず。動こうと思えば動けないこともないのだが...
降られた場合はテントの中で過ごすのも悪くない。ようは雨の中でのテントの設営や撤収が厄介なだけなのだ。前日にもう少しいろいろ酒や食料やらを買い込んで置けばよかった。
むやみに排気ガスを撒き散らし走り回るだけがキャンプツーリングではない...か。

PM記
雨、止まず。予報では午後は止むようなことを言っていたのだが...
科学がどれだけ進歩しても天気予報は少しも当たらない。
フライやタープから発する雨音が心地良い。ここのキャンプ場は芝がキレイで水はけも良い。昨夜一緒にホッケのちゃんちゃん焼きをつっついた他のキャンパーの方々も今日はじっとテントで過ごしているようだった。
15時をまわり、昨日はバイクで行った近くの船泊というところにある漁協ストアに歩いて買出しに行く。帰り道、船泊の街並みに身を置き、自分のように旅をしたがる人間はここには住めないのではないかと考える。離島というところは地理的にあまりにも不自由だ。それが良いところなのかも知れないが。
テントに戻り、ラジオに耳を傾けつつ、漁協ストアにおそらく島民価格で売っていたつぶ貝の刺身を肴にチビリチビリと鏡月GREENをやる。この時点でまだ16時半前。
明日も雨のようなのでケータイで稚内の安宿を予約した。明日は未練たらしく
島めぐりをし、夕方のフェリーで稚内に向かう予定。


8月29日(金) 曇り

九種湖畔キャンプ場-スコトン岬-香深-知床-香深港-(フェリー)-稚内港
-稚内海員会館

走行距離 84.7km

礼文は2回目の訪問だがなかなか全貌が見えてこない。今日も霧。
こればかりは仕方がないと、「カヤックブルー」の千葉の方と話をした。
本州はとんでもない大雨だということをラジオで知る。
今回感じたことは礼文はバイクでやってくることが果たして賢い選択なのかということ。島の道と自分のバイクの性能が合っていない。フェリー代も余計に掛かる。何より自転車や徒歩の人のほうが楽しそうに見えるのは気のせいか。
天気が良ければ礼文岳登頂、4時間コースのトレッキングなども挑戦してみたかったが、叶わず。

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とりあえず島をひとまわりし、やや時間を持て余し、16:30発の稚内行きフェリーに乗ることにする。フェリーターミナルの待合室でおとといちゃんちゃん焼きを一緒につっついたドイツ人夫婦と偶然再会する。
恒例の桃岩荘の見送りは、人が少なくやや寂しかった。
ドイツ人夫婦と船内で一緒に過ごす。これから稚内に一泊、その後列車、バスを乗り継ぎ、支笏湖で3泊、苫小牧から八戸フェリーで行き新幹線に乗り、日光、東京、京都などをまわるという。話をしながらおにぎりやらサラダやら豆腐の和え物やらいろいろご馳走になり最後に名前と住所を伝え、また何処かで...と、お別れをする。
英語もドイツ語もしゃべれないが何とかなるものだ。
しかし、英単語くらい、もう少し覚えたほうが良いと今更ながら学生時代に勉強してこなかったことを後悔した。


8月30日(土) 曇り

稚内海員会館-道道106(オロロンライン)-道道972-R40-道道121
-幌延-道道121-沼川-道道1119-R238-道道889-宗谷丘陵-
宗谷岬-R238-クッチャロ湖畔キャンプ場

走行距離 220.0km

南稚内駅すぐそばの稚内海員会館は安く良心的な宿だった。
バイクを建物の中に入れさせてくれた。ありがたい。元々は営利目的の宿ではなさそうだ。ここで3日ぶりに風呂に入った。朝食も期待以上だった。
チェックアウトを済ませ、オロロンラインにもう一度向かった。利尻富士は見えなかった。その後、内陸部を走り宗谷岬を目指した。今日は地図で見ると宗谷丘陵を逆N字型に走った。この宗谷丘陵を走る道はオンロードバイクにとっては天国のような道だった。どうしてもバイク乗りは道東ばかりに目が行きがちだが道北、侮り難し。良い道がたくさんある。宗谷岬からR238を南下する。今夜はキャンプ。さるふつ公園かクッチャロ湖か迷ったが時間に余裕があったのでクッチャロ湖まで行くことにした。途中、今回の旅の目的地のひとつでもあったエサヌカ線に入る。期待が大きすぎたのか、天気がスッキリしていなかったのか、北上しながら走らないと気分が盛り上がらないのか...
クッチャロ湖畔キャンプ場到着寸前、信号待ちをしていると何とNさんと3度目の再会。約束も何もしていないのに信じられぬ!隣にテントを張らせてもらい自然と流れは宴会へ。
Nさんは天気が悪いのでここで5連泊目だと言う。お互いがもし女性だったら...運命を感じるのにねえなどと言いつつNさんからいただいたウイスキーでほろ酔い気分になる。
途中、近くの温泉に二人で歩いて行く。クッチャロ湖畔キャンプ場、ロケーションが素晴しく、温泉もあり(お湯がまた良い!)、再訪を心の中で誓う。
Nさんのテントは自分と同じスノーピークのランドブリーズ。ブランドイメージが宜しくないのかライダーの間ではあまり見かけない。バイクはヤマハXJR1300。アフリカツインにするか迷ったというからもしアフリカにしていたら、わがトランザルプと並び一緒に行動しているようにしか見えない。
途中からセローの初期型に乗る人も加わり3人でいろいろ語った。
この方は面白いことを言わなくても笑いを誘うような何とも面白い方だった。


8月31日(日) 晴れ

クッチャロ湖畔キャンプ場-R238-風烈布林道-道道120-美深歌登線-
函岳レーダー道路-函岳-美深歌登線-道道680-R40-旭川プラザホテル

走行距離 256.2km

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クッチャロ湖畔キャンプ場出発9:30。撤収しながら楽しく過ごしていたら遅くなる。
再会を誓い、Nさん達とお別れをする。
久しぶりの良い天気。オホーツク海沿いのR238を南下する。ツーリングマップルとツーリングGOGOの0円マップを参照しながら途中でとても分かりづらい所を右折し風烈布林道に。思ってた以上に山深い。通った跡はあっても人影が見えない。故障、転倒、熊の出没、不安ばかりがよぎり、緊張し、来たことを後悔する。道道120に無事に抜けたところで少し休憩。のど飴をなめる。ぜんぜん楽しめていない。しかし、少しづつダートを走るコツをつかみつつあるように思った。
続いて美深歌登線へ。だだっ広いダート。昔の北海道の道はこんなだったのだろうかと想像する。クルマに乗ったおじさんを何人か見かける。釣りか。道はだんだん狭くなり人影も見えなくなる。加須美峠で再び休憩。アメリカンに乗った人とすれ違う。信じられぬ。自分の腕では無理だ...ここから函岳レーダー道路に入る。天気が良かったせいもあるが、あの世とはこんな風景がひろがっているのではないかと思うような風景。遠くに海をはさんで利尻富士が見える。ダートではじめてあんなに速度を出した。函岳頂上でしばらくのんびり過ごす。あらかじめ弁当でも用意してこれば良かった。

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しばらくしてセローとSLに乗った女性二人組が現れる。セローに乗っている方はおそらく自分より10歳位は年上か。SLの方はおそらく年下。タイチの赤いジャケットが良く似合っていた。聞かなかったがどういう関係だろう...職場の同僚?
自分のバイクが履いているオンタイヤを見て「ここまで来るのに滑りませんでした?すごいですね」なんて言われてしまったものだからもう大変。美深に向けて下っている途中、浮かれてコーナーで見事にコケる。よく怪我しなかったものだ。でもバイクのカウルはヒビが入り傷だらけ。そしてハンドルが曲がった。
とりあえず、R40に出てセイコマでおにぎり、卵サンドなどを買い遅めの昼食。
途方に暮れていると名古屋ナンバーのカブ乗りの青年が目の前にやってきた。聞けば年はハタチで日本一周をしているいうではないか。ノリの良い好青年だった。バイクはとりあえず旭川のバイク屋に持って行くことにした。距離にして約100km。しかし、えらいところでコカした。カブ乗りの彼は今夜は旭川の春光台公園でキャンプをするといい、途中まで一緒に走ってくれるという。何ともありがたい。彼のカブはボアアップしていてかなり手が入っていた。
旭川のバイク屋は休みだった。彼と宴会するのも良いと散々迷ったが、次の日つらそうなので自分は宿に泊まることにした。お礼に持っていた米を受け取ってもらい、また会おうと言ってお別れした。
修理は明日に持ち越しに...

category: 二輪

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