漂々日記

Wandering Diary 

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スタミナと好奇心 

 

土曜日。訳あって、というほど訳はないのだが、アルバイト先からの指令を受け、出勤途中に小田急線の急行が停まらない駅で、ある作家さんと待ち合わせをした。その作家さんは元大学教授で、聞くところによると寡黙で人見知りな方とのこと。自分はその作家さんの作品が前々から実は好きだったりする。その後、息が詰まるのを覚悟で一緒に電車に乗る。
なにしろこちらも何の自慢にもならないが、人見知りなのだ(旅をすることでそれが少しでも和らげばと考えている)。
人見知りと人見知り...しかし、それは杞憂だった。作家さんとロングシートに並んで座り、スケッチブックを見せてもらったり、技法の話やプライベートな話を伺ったり、楽しいひとときを過ごすことができた。さらに、最後には励ましていただいた。「絵描きになる条件とは、スタミナと好奇心。才能なんて他人が判断するものだから、自分で判断してはダメだ」、と。
真っ直ぐで少年のようなまなざしを持つ、作品そのままの素敵な方だった。

昼過ぎ、交代で食事を摂るため、画廊でひとりで留守番をしていると、中年とおぼしき女性と有名女優に良く似た帽子をかぶった女性二人組がやってきた。自分は留守番であるという旨を伝えると、どこかでお茶をしてまた後で来るという。
二度目に来たときにやっと分かったのだが、有名女優に良く似た女性は、似ている人ではなくて本人だった。30代のその女優はテレビで見るより若くて華奢だった。お高くとまっているなんてことも断じてなく、ひとつふたつ質問を受けたが、やたらめったら緊張した。
後で、己の人間の小ささに落ち込んだ。

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