漂々日記

Wandering Diary 

2011春 伊豆 1 

 

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4月24日(日)
自宅-厚木IC-東名高速-沼津IC-東駿河湾環状道路-R1-R136-伊豆中央道-R136
-修善寺有料道路-R136-西伊豆スカイライン-K59-R136-K16-弓ケ浜-田牛-民宿竹虎

走行距離 213km


雨戸を開けると昨日の荒れた天気が嘘のような晴天。7:00、若干寝坊気味であるか。
朝食を済ませ、昨夜、中途半端の状態のまま放置してしまったパッキングの続きをやり、8:30出発。
Nさんのお誘いを受け、これから伊豆に一泊でツーリング。今日は連絡を取り合いながら、現地集合ということに
なっている。
東名厚木ICから名古屋方面へ沼津を目指す。セローで東名を走るのは初めて。250のオフ車の宿命か、ひたすら
我慢の走行で85km/hあたりで巡航する。高速は走れるだけありがたいと思わねば。
沼津ICで降り、東駿河湾環状道路へ。沼津市街をパスできて便利。R1-R136-伊豆中央道へ。
Nさんからのメールに気付く。意外なことに自分の方が早く伊豆入りしていた。
R136-修善寺有料道路-R136とつなぐ。伊豆に来たことを少しづつ実感する。
西伊豆スカイラインに上がると木々に小さなピンクの花がたくさん咲いていた。豆桜というらしい(帰宅してから知る)。
最近バイクに乗っていても、わずかだが草木に目が向けられるようになった。
ハイスペックなバイクを所有したこともなく、目を三角にしてアスファルトばかりを見て峠道を攻めた記憶もないのだが。
クルマから降りて写真を撮っている老夫婦を見かけ、思い出したように写真を撮った。

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西伊豆スカイラインの終点からK411で宇久須に向かおうと考えていたのだが、土砂崩れで通行止めということで
K59で西伊豆町に出ることにする。
K59は舗装された林道のような道。高速では精彩を欠くセローだが、ここでは対照的に水を得た魚のよう。
松崎に着き、サークルKで昼食を求める。
ここは以前にも寄った記憶があるが、そのときは隣にスーパーは無かった。「ないものはない」と強気な看板を
掲げたスーパー。そのとなりの駐車場で弱気に人目をはばかりながらおにぎりと、たまたま見つけた静岡以東では
手に入りにくいらしい金ちゃんヌードルを食べた。金ちゃんヌードルは初めてだったが、カップヌードルと比較する
とあっさりしていて、これはこれで美味しかった。

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松崎からは西伊豆らしい美しい海岸線を行く。バイク雑誌で情報を得て、雲見浅間神社に向かった。
石段を登ると拝殿。旅の無事を祈った。海の向こうに富士山が見える。しかし、これも後で知ったのだが、ここで
富士山を誉めたたえてはいけないらしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B2%E8%A6%8B%E6%B5%85%E9%96%93%E7%A5%9E%E7%A4%BE

さらに急な傾斜の石段を登り中拝殿、石段も消えて山道となり、本殿に至った。
お参りを終え、展望台に上る。何だか揺れているような。強風と恐怖と日頃の運動不足で膝がガクガクなのと
とにかく立っていられない。ここでは絶景と恐怖が味わう。
自分が見た雑誌にも同じようなことが書いてあったが、日頃、嫌なことがあって「死にたい」なんて軽々しく口に
したときは、ここを訪れようと思う。まだ生きていたいと必ず再確認できるはず。

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雲見を後にすると、いくつかのヘアピンカーブ。さっき登った雲見浅間神社のある烏帽子山が見え、唖然とした。
展望台のあるところは岩がバルコニーのように出っ張っていて、その下は断崖絶壁だった。
差田からは迷ったが海側のルートを選択。石廊崎経由で弓ヶ浜に向かった。
約束したわけではないのだが、弓ヶ浜でNさんと落ち合う。何という奇遇。
ここからはNさんに案内していただき、2台で逢ヶ浜(おうがはま)、田牛(とうじ)と巡る。ただそこに身を置き
波の音を聞きながら満たされてゆく南伊豆。天気にも恵まれた。
日が暮れる前に、今宵の宿、民宿竹虎へ。

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category: 二輪

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エピローグのようなもの 

 

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先週の木曜日で展覧会が終わりました。
遅くなってしまいましたが、度重なる余震や放射能被害の風評が立つ中、足を運んで下さった皆様
ありがとうございました。

今回は貸画廊を借りての展示ではなく、初めての企画画廊における展示となりました。
日頃のアルバイト先ではありますが。
2月のある日、傍らで雑務をこなしていると、企画が行われていて木版画展をやるということになり
第一線で活躍されている錚々たる作家さんの名前が候補に挙がる中、画廊のIさんが冗談半分で僕の名前を
挙げてそれが本当に決まってしまったというのが事の真相です。
棚が壊れて巨大なぼた餅の下敷きになったような心境でしたが、きっかけをつくって下さったIさんをはじめ
無名の人間に展示の機会を与えて下さった画廊の方、一緒に作品を並べることを快く受け入れて下さった
他の出品作家さん方に感謝を忘れてはいけません。

自分の作品のことは、もう少し時間が経たないと冷静に見れない部分があります。
結果として一枚も売れませんでしたが、貴重なご意見なども頂き、至らない点がいくつか把握出来ました。

大震災と重なったこの展覧会は、自分にとっては忘れられないものになりそうです。
準備中、未曽有の天災と許し難い人災を前に無力感に苛まれました。このようなときに作品制作をしている
ことに疑問を持たずにはいられませんでした。
しかし同時に今後の復興に際し、果たして芸術とは無力なものなのかという疑問もありました。
今まで志してきたことが無駄であって欲しくないという願望もあるのですが、つとめて冷徹な眼差しを
向けてみても、人間は水や食べ物だけではおそらく生きては行けません。
悪しきたとえになりますが独裁国家のプロパガンダとは、内容はともかくつまりは総合芸術であろうかと
思います。この場合は偏った思想のもとで悪質な洗脳に利用されますが、しかしここに、芸術には人を
突き動かす力があることが良く分かります。

芸術が被災地復興における良好な力となる日が来ることを、今は期待したいと思います。

category: 美術

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木版画・6人展 

 

木版画・6人展

会期
2011年4月4日(月)-4月14日(木)

会場
77gallery
〒104-0061
東京都中央区銀座7-5-4 毛利ビル5F

http://www.77gallery.com/

出品作家
磯見輝夫 河内成幸 柿崎 兆 山中 現 岩切裕子 川田竜輔
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category: 美術

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